MIRAGE GALLERY | MIRAGE NEWS
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Mirage One 2018 参加作家紹介 #3 田村友美さん

こんにちは。Mirage Galleryの氏川です。 Mirage Galleryでは12月恒例のグループ展 Mirage Oneを開催中です。 会期中、このブログでMirage One 2018 参加写真家の方をお一人ずつ紹介しています。 三人目は、田村 友美さん。 田村さんはRAIEC写真表現WORKSHOP マスタークラス第一期生でもあり、今年の六甲山国際写真祭にも参加されていました。 以下、田村さんからのメッセージです。 **************************** 田村友美 Tomomi Tamura 栃木県出身、神戸市在住の田村友美と申します。 名前からよく女性に間違われますが54歳男性です。2015年から六甲山国際写真祭に参加させて頂き、今年で3回目となりました。 当初、自らを取り巻く環境の変化に閉塞感を感じるようになり、その出口を模索するために山中を歩き回り、社寺や祈りの場の写真を撮りはじめました。 それが2015年に初めて写真祭に参加させて頂いた時の作品「春雪の室生」でした。当時はモノクロデジタルで撮影していました。 心鎮めるために山中に入り、一種の悟りの様なものを求めて訪れた信仰の場で感じたのは、 “静”と対極にある生々しいほどの ”生命力”だったのです。 彷徨い歩いた山中で樹々たちは命を育み、次世代へ繋げようとするその立ち姿にハッとしました。 その樹々からあふれ出す生命力をテーマとして制作したのが2016年の「森のエロス」です。 日本各地の山に入っては樹々の写真を撮りためてその中で特に生命力を感じた写真を画像処理で赤く着色した作品になっています。 しかし、依然自分を取り巻く環境に変化はなく、むしろそこで感じた活性を抑制するような状況が強まって行きました。 しかし、それは社会に目を転じてみたときにも同じ景色が拡がっているように感じたのです。 世の中が何かしら個々の生命が持っている多様性に対して不寛容さが増大しているように感じ、いても立ってもいられなくなったのです。 2016年の晩秋、私はアウシュヴィッツを訪れました。その答えを彼の地に求めたのです。なぜ日本人のあなたが、アウシュヴィッツを撮るのかとよく聞かれます。 しかし自分のなかでは言わば必然であったのだと思います。それは私にとって3回目の訪問でした。 最初の訪問はまだ学生だった頃の初めてのバックパッカーの目的地として1987年に訪れています。 まだ東西冷戦時代だったのですが、アウシュヴィッツの生生しいほどの死のイメージが付き纏るとても怖い印象でした。その後1990年に仕事で滞在したドイツから再びそこを訪れました。 ベルリンの壁が崩壊した後ヨーロッパは自由な春を謳歌しているように感じました。しかし依然そこは恐ろしい場所であったことに変わりはありませんでした。 そして2016年アウシュヴィッツは解放後70年を迎えていました。世の中は、移民、難民問題が頻繁にマスコミに取りざたされるようになり、あらゆることに不寛容な時代になっているように感じました。 我々はどうするべきなのか、その答えをここに眠る英霊たちに耳を傾けたいと思ったのです。しかし彼らは黙して語らず、ただただ自分を温かく迎えいれてくれたように感じました。 かつては閉ざされた広大な森の中を彷徨い続けているうちに、あるインスピレーションを感じ取ったのです。 彼らは既にそこにはいない、しかし樹々にその生命を宿しているのではないかと。 そう思って見渡していると樹々の梢が揺れるその微かな音に彼らの声が聞こえるような気がしてきました。                    © Tomomi Tamura この作品はあくまでも内省的な作品です。題材は変化していますが、私が求めているものは私自身もふくめた命の尊厳、個の尊厳に対する訴えかけなのかもしれません。 今後の在廊予定 12月16日 夕方16時以降   **************************** 田村さんありがとうございます。 田村さんも参加されるトークショーは12月22日(土) 開催です。 Mirage One アーティストトーク&忘年会Party 日時:12月22日(土)午後6時から午後8時半頃まで 参加無料 日頃の感謝を込めまして、みなさまと楽しいひと時を共有できると嬉しいです。 ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。 ご参加いただける方は「参加する」にチェックをお願いします。   Mirage One 2018  会期:2018.12.8(土)-12.23(日) 12:00-18:00 月火祝定休 *23(日)は祝日ですが通常どおり営業します 展覧会詳細は...

Mirage One 2018 参加作家紹介 #2 大滝恭昌さん

こんにちは。Mirage GalleryでWebなどをお手伝いしているカシマと申します。 今月12月は、Mirage Galleryでは恒例のグループ展 Mirage Oneを開催中です。 今回は、Unknown Asiaや六甲山国際写真祭、関西御苗場などから選ばれた10名の写真家が展示参加しています。 また、RAIEC写真表現WORKSHOP マスタークラス第一期生の修了展も兼ねています。   参加作家の方からメッセージが届きましたので、お一人ずつご紹介させていただきます。 お二人目は、大滝 恭昌さん。 大滝さんは北海道在住、今年の六甲山国際写真祭にも参加されていました。   以下、大滝さんからのメッセージです。   **************************** 大滝恭昌 Yasuyoshi Ootaki   札幌で広告のフォトグラファーをやっております。 高校大学と写真部に所属して、スナップ写真ばかり撮影していました。 当時はモノクロのアナログたったので暗室にこもって夜中じゅうプリントしていました。 今ではパソコンという明箱があって便利な世の中になりましたね。 学校の卒業アルバムの制作をしていましたが、ご縁があって広告の世界で随分長い事お世話になっております。   ・作品紹介 今回の作品は「耳」をテーマに色々な職業の方・年齢の方に協力していただき、スタジオでのライティングで撮影したものです。 「耳」は警察の鑑識では指紋同様に個人を特定するものに使われます。それだけ「耳」は色々な形や特徴があって実に面白い部位です。 私は小さい頃から「耳」が大好きで、「耳」に対する安心感と興味が人一倍ありました。そんな不思議な少年時代でした。 私自身、「耳」の安心感は「耳」の形の包み込む形状にあると考えます。その形状を左右合わせることにより、包み込む優しさ 強いては「愛」を感じ取って頂ければ嬉しいです。今回は特徴のある方の「耳」4作品を展示しております。 まぁー見た感じは変態系写真ですよね(笑)                                            ...

Mirage One 2018 参加作家紹介#1 野呂田 晋さん

こんにちは。Mirage Galleryのウジカワです。 ブログ随分久しぶりの更新になってしまいました。。。 気づけばあっという間に12月。神戸ではルミナリエが始まり、いつも以上の賑わいが感じられます。 さて12月といえば、Mirage Galleryでは恒例のグループ展 Mirage Oneを開催中です。 今回は、Unknown Asiaや六甲山国際写真祭などから選ばれた10名の写真家が展示参加しています。 また、RAIEC写真表現WORKSHOP マスタークラス第一期生の修了展も兼ねています。   参加作家の方からメッセージが届きましたので、お一人ずつご紹介させていただきます。 お一人目は、野呂田 晋さん。 野呂田さんは北海道在住、今年の六甲山国際写真祭にも参加されていました。 展示作品は、北海道の和紙や木材を使用しご家族の写真をコラージュしたもので、家族の歴史や系譜を辿る作品となっています。 以下、野呂田さんからのメッセージです。   **************************** 野呂田 晋 Susumu Norota 私は社会人になってから、いわゆる「写真」を始めました。 最初は、自分のせがれの(学習発表会とか運動会の)写真撮影から入りましたが、評価の観点は、「いかに嫁に褒めてもらえる写真を撮るか?」というとこでした。そのうちに、嫁には褒めてもらえない類の写真を撮るようになり、あれよあれよとドップリとハマっていきました。 小さな頃から飽き性な自分ですが、これまでの人生で唯一、5年以上にわたり続けられています。←ということなで、いつ辞めちゃうかわかりません(笑)。 ・作品紹介 作品は、昨年末、杉山さんが来道された折に作品を見せる機会があり、その際に「変態あらわる!」などと誉められた(と思っていますが違ったらご指摘を)ことをきっかけに、製作を開始したものです。なので、褒められていなかったら作ってません。昔から褒められることの少ない人生ですが、やはり褒められるとやる気が出るみたいです(46歳のオジサンでも)。で、現在、同じ観点で、計3枚の作品がありますが、そのうち1枚を今回展示させてもらっています。 さて、全然、作品の紹介ができていませんが、ぜひ直接ギャラリーに足を運んでいただき見てもらいたいです。                                          ...

Mei House Photography Workshopが終わりました

先日、Mei House Photography Workshopを開催しました。会場となったのは六甲山国際写真祭でも宿泊施設、ワークショップ、BBQ会場になっている六甲山頂の通称Mei Houseです。 RAIECのワークショップは、現代の写真の現実を踏まえて、どうすれば自分の作品をよりよく見せられるのか、写真でほんとうに語りたいものは何か、写真で何を実現しようとしているのか、写真を誰に伝えたいのかという、考えてみればごく当たり前のことに気づきを得てもらうものです。商品やサービスなど、新しいモノ、コトを生み出す時に必要な要素とは何かを考えると、当然誰もが考えるべきことだと思います。ところが、写真家の多くは、回りくどいというか、何か特別なオブラート(言葉や感傷的な雰囲気)に作品を包み込んで、直接的な訴えをしないことがほとんどです。これは表現のスタイルが欧米のそれと異なることも原因ですが、やはり当たり前な訴えをするのに何か足りない要素があるのではないか、と写真そのものに自信がないために回りくどく説明的な言葉が挟み込まれ、結果として観るものに伝わらないことが多いのだと思います。Mei Houseでは、この回りくどさをとりあえず解除して、すっきりとした見え方に転換させることを主眼にワークショップを進めました。 まず、現代写真とは何か、というキーワードでタカザワケンジさんにお話いただきました。現代の日本の若手写真家数人のアイデアに溢れる写真、写真作品、写真の構成について、独特の視点で話していただきました。これは写真が単に写真や写真の羅列で語られているのではなく、時として写真外の要素や写真集や展示の構成でいくらでもパワーを得られるという例として示されました。僕はYouTubeやInstagramが膨大な広告費を動員してユーザーとアーティストの橋渡しをしている現状に対し、どうして「写真」がお金という観点で後塵を拝しているのかや、参加者のもっとも気になるニュースを尋ねた上で、自身の作品作りとそれらのニュースとの間にどれくらいの興味の開きがあるのか質問をぶつけディスカッションを提起してみました。その後、皆の作品をプレゼンしていただき、それぞれの作品について岡原さんや参加者の皆さんで掘り下げて理解するディスカッションを行いました。また、ストーリーテリングの原則を理解していただくために、いくつかのキーワードを使用して短編小説を書いていただきました。 2日目には70−100枚程度の写真をテーブルにならべ、岡原さんと僕と参加者とで編集作業を行いました。編集には、前日に作品から読み取ったキーワードを用い、ポートフォリオレビューに応募する程度の20枚程度に絞り込み、同時にもっとも適切な言葉を用いてステートメントを制作しました。 最終日には小説の朗読会を行いましたが、固定されたキーワードから生まれてくる小説が似通うことを学び、それゆえに伝えたい物語に含まれるべき言葉も強くブレない言葉で綴る方が物語が伝わりやすいということを学んでいただきました。 2泊3日という短い時間でしたが、おそらく参加者のみなさんは多くのことを学び、作品が実感として変化したことを理解されたと思います。RAIECでは東京ワークショップを3月末から、神戸では4月期のミドルクラス、マスタークラスの受講生を募集しています。奮ってご参加ください。...

Mei House 2018 アフターレポートvol.1 / 田中光夫

Mei House 2018が2月23日から2月25日まで六甲山上で開催されました。 今回は参加者の田中光夫さんからアフターレポートが届きましたのでご紹介します。   MeiHouse Workshopを終えて   「写真家になりたい」という夢を抱えたまま、早30年が経ちました。 大阪芸術大学、写真学科を卒業し、プロのカメラマンとしてのキャリアをスタートさせた私は、神戸新聞社での勤務を経て、故郷の鹿児島で写真館を創業する道を選びました。 鹿児島は日本の中では辺境の地にあって、それ故に写真展なども皆無。情報が遮断された状態が長く続きました。 写真館の経営に没頭するあまり「見てみぬフリを決めこんでいた」と言った方が、もしかしたら正しいのかもしれません。 ところが一昨年、屋久島で写真家をやっているという人物に出会い、考えが一変します。 その友人から聞いた話では 1)写真界では今「ポートフォーリオレビュー」なるものがあって、世界各国で活況を呈しているらしいこと。 2)写真家を目指す名もなき新人たちの登竜門となっているらしいこと。 3)また、その門戸は誰に対しても広く開かれていること。 ということでした。 私の知らない間に世界の写真はそういうことになっていたのか!! 鹿児島という写真界のガラパゴス諸島に長く住んでいた私は、浦島太朗のようにその箱を開けてしまったのです。 30年前プロカメラマンとなった当初思い描いた 「写真家になりたい!」 という夢が再び頭を擡げた瞬間でした。 それからというもの、毎日のようにWEB検索をして、今、世界の写真界で起こっている出来事を片っ端から調査しました。そんな折、ふと目に止まったワークショップ体験談のレポート。 それがMeiHouseワークショップでした。 「写真で何を語りたいのかわからない」「写真のメッセージが届けられていないと悩む写真家」「そんな疑問や悩みをお持ちの方を対象として」 と、主催するMirageGalleryのホームページには書いてありました。 「それ、俺だ!」 と、参加申し込みを決意しました。 実際に参加してみて、それはそれはもう、「目からウロコが取れる」などという生温い表現では収まり切れないほどの衝撃を受けました。 朝の8時、朝食から始まる写真談義は、そのまま一日中、休むことなく、夜を徹して明け方まで続きました。そのおかげで写真について熱く語り合える仲間もたくさん出来ました。 日本の辺境の地に20年も幽閉され、孤独を味わっていた私にとって、こんなにも楽しい時間が他にあっただろうか?と思えるような、夢のような三日間でした。 私はこのMeiHouseワークショップに参加して 1)写真を言語化して分解し、再構築することでプロジェクトをより明確に方向付けること 2)何でも自由に撮っていい=かえって不自由になってしまう。写真に「縛り」をかけ、その中で考えることが作品作りには重要で、尚かつ、ゴールにより早く到達できる 3)写真を「撮る」のではなく、自分の感情や訴えたいことを写真に「語らせる」ことが写真家の仕事なのだ! というような、今後の作品作りにとって、とても参考になるヒントをたくさん学びました。 私はこのワークショップに参加して本当に良かったと思っています。 そして、いつの日か、私のこのレポートを読んで「私もMeiHouseワークショップに参加してみようかな?」 と、思う人が出ることを切に願います。 なぜならば、私は今、晴れ晴れとした気持ちで、自分の写真に真剣に向き合える。そんな覚悟ができました。 写真の道は「覚悟」の連続です。 命をかけて写真に向き合えるのか? そんな難しい問いに、ようやく、私は 「YES!」...

石井陽子写真展 会期延長決定 ー「しかしか Life」2月18日まで

現在開催中の石井陽子写真展「Life」好評につき会期の延長が決定いたしました。 後半は「しかしか Life」と題し、前作「しかしか」シリーズもあわせて展示します。 ぜひこの機会にご高覧ください。   「しかしか Life」 2018年2月7日(水)-2月18日(日) 12:00-18:00   月・火・祝 定休...